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2021.12.13

アイダーダックが 生まれる生まれる国へ、島へ

アイダーダックが 生まれる生まれる国へ、島へ

 アイダーダックが生まれる国へ、島へ。

 

 

北緯63度〜66度に位置する国、アイスランド。氷の世界を連想させるその国は、日本から約8588km離れた異国の地。日本からの直行便はないものの、首都レイキャビクは観光地として年々人気を高めているらしい。

神秘的と称される大自然、落ちついた街、温泉、文化、民族。そこで何に出会い、何を感じることができるのだろうか?

そこで、アイスランド渡航経験をもつ小野社長にインタビューをしてみた。まだ見ぬ国への好奇心と、ご無沙汰気味のトリップ感を楽しんでみよう。

 ーアイスランドの印象をおしえてください。

 

まずは、すごく異星的でした。火山噴火でできた、ボコボコした溶岩大地が広がり、びっくりするくらい空気が澄んでいて見晴らしがいい。

別の国というか、別の星にきたみたいな・・・SF映画のロケ地のもなっていますし、世界的に見ても惑星っぽい場所なんでしょうね。

ー首都レイキャビクはどんな街でしたか?

 

 

ここ数年で注目を集めている街です。とはいえ、人口35万人の国ですし、東京やNYのようなビル群の街ではありませんでした。少し高い場所に行けば、海も山も見えるし落ち着いた雰囲気でのんびりと楽しめる街です。  

世界一治安の良い国といわれていますし、のんびり散策するのも楽しいと思います。

ー大自然で印象に残った景色をおしえてください。

 

有名なブルーラグーンや間欠泉はスケール感が刺激的でした。

でも、一番印象的だったのは滝です。大地の裂け目に落ちていくような、大迫力の滝も見ました。でも、僕が気に入ったのは滝壺のすぐそばまで行ける場所。上からも下からも滝が見られるんですが、しっかり高さがあるのでトレッキング気分も楽しめました。観光客は少ないし、穴場です。

ー気候はどうでしたか?

 

6月だったので、日中は薄手のダウン1枚くらいで大丈夫でした。アイスランドって、北極圏だけどそこまで寒くないんです。ただ、僕たちはゴムボートで「アイダーダックの島」まで行ったんです。さすがにそれは凍えましたね。

ーアイダーダックの島があるんですか?

 

はい。でも、一般の人が行ける場所ではないんです。小野ふとん店は、アイスランド政府公認アイダー羽毛ふとん正規取扱店第1号なんです。だから特別に・・・観光の参考にはなりませんが、羽毛を扱う僕らにとっては聖地みたいな場所です。すごく貴重な体験で感動しました。

ーその島ではどんな風に過ごしましたか?

 

 

ファーマーさんと島を回りました。アイダーダックにも会えたし、かつてその島で暮らしていたステランさんという女性の家も見学しました。博物館みたいでワクワクしましたよ。

ー食や観光でおすすめはありますか?

 

タラやラム肉は人気です。味の個性も強すぎず、日本人好みだと思います。変わった経験としては、カモメの卵を食べたことかな。味は・・・濃厚でした(笑)

アイスランドは原種を大切にする国なんです。アイダーダックもそのひとつですね。特に馬はポニーみたいに小さくて独特でした。餌やりできる場所もあるので、ぜひ触れ合ってみてほしいです。

ーオーロラや白夜は体験しましたか?

 

僕らが行った6月は、21時くらいでもまだ外が明るかった。夕食を済ませたのに「あれ?」って(笑)不思議な感覚ですよ。

オーロラは時期ではありませんでした。でも、いつか絶対見てみたい。めちゃくちゃ寒くて過酷だと思いますが、頑張りますよ!